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アトランティーダ (ファリャ) : ウィキペディア日本語版 | アトランティーダ (ファリャ)
『アトランティーダ、モセン・ハシント・ベルダゲールの詩に基づく序曲と3部からなる舞台カンタータ』()は、スペインの作曲家マヌエル・デ・ファリャが晩年に手がけたカタルーニャ語によるカンタータ。ジャシン・バルダゲー(1845年-1902年)の同名の叙事詩に基づいている。1946年のファリャの死(1946年)によって未完のまま終わったが、弟子のエルネスト・アルフテルによって補筆が行われ1960年に完成、その後1976年に改訂版が作られた。 == あらすじ == アトランティス大陸の伝説、ヘラクレスの神話、コロンブスによる新大陸発見のエピソードなどがキリスト教的世界観のもと結びつけられている〔興津憲作『ファリャ 生涯と作品』音楽之友社、1988年、301-303頁〕。 「まだジブラルタルの山々によって地中海と大西洋が隔てられていた時代、大西洋には神の恩寵を受けた国アトランティスが栄えていたが、その民は堕落してしまっていた。神意を受けたヘラクレス(アルシデス)はジブラルタルの山を破壊し、地中海の水をあふれさせてアトランティスを海底に沈めた。こうしてできた海峡に立つ2本の柱に、ヘラクレスは「この先を超えてはならぬ(ノン・プルス・ウルトラ)」の文字を刻んだ〔「ヘラクレスの柱」も参照のこと。〕。 若い頃にこの伝説を聞いたコロンブスは、イサベル女王の援助を受け、大西洋の彼方の新しい国を見つけるべく出帆する。」
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アトランティーダ (ファリャ)」の詳細全文を読む
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